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第一志望の会社に落ちてしまって、
もう立ち直れない気分です。人生に絶望しています。
中国・上海Tさん

いくらでも落ちこんでかまわない。しかし、あきらめてはいけない。


一生懸命就職活動をし、面接も精一杯頑張っているのに、自分が希望する会社に落ちてしまった。そうすると落ち込むのは当然でしょうし、立ち直れない気分にもなるでしょう。私は、いくらでも落ち込んでかまわないと思います。1日布団にもぐりこんで泣いていてもかまわないでしょう。 しかし、落ち込むのはかまいませんが、あきらめる必要は全くありません。というよりも、絶対にあきらめてはいけません。ビジネスの世界では、必ず敗者復活のチャンスがあるからです。


就職までの勝負の世界、中学受験、高校受験、大学受験などは、いわば甲子園の世界です。トーナメント戦で勝てば官軍、負けるとそれで終わりという世界です。 しかし、就職以降の世界は、プロ野球の世界です。リーグ戦が長い期間続き、その間に勝ったり負けたりする。そして、最終的に勝てばそれでよいという世界です。


就職以降の世界では、次の二つのケースが存在することを認識することが重要になります。


1、 第一志望の会社に入社時で落ちたとしても、その後その会社に中途で合格するまたは新卒で入るよりもよい条件で合格する場合もある

2、 第一志望の会社よりも、もっと素晴らしい世界に気づく場合も相当ある


ということを認識することです。

第一志望の会社に落ち、第二志望または第三志望の会社に入った場合でも、そこで実績を出せば、中途の転職市場で高く評価されます。転職市場で評価が高ければ、第一志望の会社に引き抜かれる場合はいくらでもありますし、5年後に7~10年目相当の評価で引き抜かれることもありえます。 プロ野球でもドラフトでは第一志望の球団に入れなくても、その後、実績を残しFAで好きな球団を自分の満足できる条件で選ぶようなものです。 ですから、今落ち込む気持ちはよくわかりますが、敗者復活のチャンスはいくらでもあるので、敗者復活のシナリオを考えてみるのもよいと思います。

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次に、第一志望の会社よりも、もっと素晴らしい(=自分に向いている)世界がある場合は相当あるということです。非常に優秀な人材で第一志望の会社に合格したビジネス・パーソンでも、相当数が数年で転職をしています。なぜでしょう。 自分の予想と違ったからです。学生時代に見える会社の姿は、会社から提供される情報やインターネット、就職情報誌くらいでしょうが、その情報は会社の真の姿を知るうえで、氷山の一角にすぎません。


だから、入ったら何か自分の持っていたイメージと違うなぁと考え、キャリアを再構築していくビジネス・パーソンが相当数いるわけです。 無論、学生時代は学生の身分で手に入れられる情報でキャリアをイメージするしかないわけですが、会社の真の姿はそれだけではないということです。仮に第二志望、第三志望の会社に入ったとしても、その後、再度自分のキャリアを検討し、自分にとっての第一志望はどこなのか再考しても全く遅くはありません。


重要なのは、ビジネスの世界はリーグ戦であり、敗者復活のチャンスがあるということです。今はたっぷりと落ち込んで、でもその一方で、自分自身の復活のキャリアを検討するとよいでしょう。 自分のキャリアを考えることだけに関わらず、自分の「夢」や自分なりの「成功」は、いつ成し遂げるかが大事なのではありません。タイミングはいつでもよいので、成し遂げるのか成し遂げないのかが大事です。