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自己分析とは?
「自己分析をしないと就職活動で困るの ? 」「いまいち何から始めていったらいいのかわからない・・・。」 と、目的が分からないまま自己分析をはじめていませんか ? 自己分析とは、簡単に言えば 「どんな仕事がしたいのか」「自分はどんな仕事に向いているのか」ということを自分自身が理解することです。自己分析は自分の進路を決定する上で一番重要な作業であり、またその決定した進路に進むための第一歩となります。
自己を分析って?
エントリーシートにしても面接においても、自分を説明する上で自己分析をしっかりしておかないと伝えたいことが抽象的なものになってしまいます。あなたが「どういう人か」 「なぜそう思うのか」 自分が分かっていても相手に伝わらなければ意味がありませんよね。
例えば、友達と会話していて「野球が好き」と言った場合、二人にはある程度の共通の感覚があり、相手がどういう人物かも分かっています。「野球が好きな理由」 について細かく説明しなくとも「高校時代は野球部に所属していたし、チームで何かに取り組むことが好きな性格だから野球が好きなのだろう。」と抽象的な意思の疎通が成り立ちます。
しかし、それが履歴書や初めて会う面接官との限られた時間の中の会話だと、「なぜ野球が好きなのか」 「野球のどのようなことが好きなのか」と説明しなければ、相手は「なぜ好き?」と疑問がわいてきます。そこで、「チームのマネージメントの難しさを乗り越えた時」 「コミュニケーションの重要さを感じ、うまくチームをまとめられる面白さを発見した時」など具体例や理由を説明すると、自分と相手の中で初めて同じものを理解できるのです。
つまり、自己を分析するというのは、今の自分がどのような経験、事柄、考えなどをもとにして生活しているかを明らかにして、あなた自身がどういう人かを客観的に説明するため の準備といえます。
また、自己PR、入社したい理由、入社してからの希望、将来の目標 を明確にすることができ、そして具体的に説明できるようにするための重要にツールにもなります。
自己分析を実行する
自己分析の方法はいろいろあります。「自分自身を客観的にみてみる」「他人からみた自分について聞いてみる」「自己分析のツールを使う」など、さまざまな角度から自己分析をしてみましょう。
- 自分の全身を鏡で見て、自分の姿を客観的に見る
- 日焼けをしている
- 今流行している靴を履いている
- 睡眠不足で疲れている
-
なぜそうなのか、その理由も考える
- 日焼けをしている → 毎週土日のフットサルサークルに通っているから
- 今流行している靴を履いている → ファッションに興味があり、雑誌などで常にチェックしているから
- 睡眠不足で疲れている → 現在大学の課題に取り組んでいて、あまり寝ていないから
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理由をもう一段階掘り下げる
- 日焼けをしている → 毎週土日のフットサルサークルに通っているから → リーダーとして責任を持ち、積極的にミーティング、練習や試合に参加している、責任感が強く、まとめ役になることも多い
- 今流行している靴を履いている → ファッションに興味があり、雑誌などで常にチェックしているから → 靴に関してはかなりこだわりがあり、生産量がわずかな靴でも歩き回って探す、興味のあることに関してとことんこだわるタイプ。好奇心が強く、新しいことに関しても情報収集はかかさない
- 睡眠不足で疲れている → 現在大学の課題に取り組んでいて、あまり寝ていないから → 準備期間が十分あったもののバイトやサークルで忙しく、期限直前になって勉強をはじめている、計画をあまり立てずその場その場で物事をこなしている。時間の管理ができていない
性格・経験 = 今の自分(姿・行動)
簡単な方法ですが、これも自己分析の方法の一つです。目に見えるもの(自分の外観や印象)をもとにして自分の内面(考え方や行動パターンなど)を照らし合わせることで、自分がどういう人なのかを表現できるようにしていきましょう。
- 自分の全身を鏡で見て、自分の姿を客観的に見る
- 私の得意、不得意なところ、長所、短所
- 私は ( 過去に ) どういう場面において生き生きと活躍しているか ( していたか )
- 私は ( 過去に ) どういう場面において悩み、挫折をしているか ( していたか )
家族内で働いている人がいる場合、社会人経験者として、自分にはどういう仕事が向いているのかをアドバイスしてもらうのも、一つの方法です。今まで真剣に家族と話し合ったことがない人も、恥ずかしがらず、じっくりと相談してみましょう。 また、友達に聞くと家族の視点からは見えない自分の客観的姿が見えてくると思います。
- 書籍
- 自己分析の本は本屋やオンラインブックストアに行くと見つかるのでその中からうまく自分に合うものを探し出して使いましょう。本は「自分で考える」の見方の幅を広げるのに有効です。家族内で働いている人がいる場合、社会人経験者として、自分にはどういう仕事が向いているのかをアドバイスしてもらうのも、一つの方法です。今まで真剣に家族と話し合ったことがない人も、恥ずかしがらず、じっくりと相談してみましょう。
- インターネットサイト
- 手軽に短時間でできるので比較的多くの学生が利用するインターネットサイト。色々な形式があるので、いくつかのサイトで試してみましょう。 自分の長所・短所を知る以外にも、自分が仕事に求めることや、求めないこと、自分に合う、合わない職業が分かります。ただし、診断結果はあくまで参考程度にしておきましょう。
自己分析を生かすために
まずは、今まで読んだことを実際に自分で実行する前にノートなど書き取れるものを用意しましょう。ただ読んで頭の中で理解するのと、実際に書き取って記録していくのとでは大きな違いがあります。これから自己 PR 、志望理由、将来の目標など自己分析を活用できる機会が多くでてきます。その時に一回一回、やり直していては時間がかかる上に毎回同じ結果が出てくるとは限りません。しっかりと書き取り記録していくことで自己分析が生かされていくのです。
人生設計とは?
これから先何年も働いていく上で大切なのが人生設計です。「本当は自分の時間を大切にしたいのに、残業続きの日々」「海外支店で働いてみたいのに、海外への赴任制度がない会社に入社してしまった」など、こんなふうに、自分が描く人生設計が合ってないと、仕事だって楽しくないですし、プライベートも満たされません。そのためにも、「こんな人生を送りたい 」 と考えることが大切です。
将来のゴールを設定しよう
この先、自分は一体どこにたどり着きたいのか。10 年後、20 年後のことを考えるのは難しいですが、大まかにでも考えてみることが大切です。 「 こんな社会人になっていたい 」「 こんなポジションで働いてみたい 」「 将来こんな家庭を持っていたい 」 など、理想を持つことが、あなたの職業観に反映されます。
どんな目的で働くか
将来のゴールにたどり着くためには、どのような目標をもち、形で働くべきか、考えてみましょう。どんな仕事環境に自分をおきたいのか、仕事をして何を得たいのか、ゴールまでのステップを計画することで 「 自分らしいワークライフ 」 が描けるはずです。
自分の目的と仕事を照らし合わせて見ましょう。| 目 的 | 必要な情報 | こんな会社がいい | チェックポイント | 落とし穴 |
|---|---|---|---|---|
| 将来は起業したい | すべての部署 ( 人事、総務、営業など ) を知ることが必要 | 規模の小さい会社 ( ベンチャー企業でキャリアを積むのと各部署の役割を知ることができる ) | 大手でも社内ベンチャー制度のある会社 | 労働時間が長い |
| 海外で仕事をしてみたい | 海外赴任のチャンスがある会社 | 海外支店が多くある企業 海外赴任の希望をだせる企業 |
求められるスキル・経験は業務経験 | 会社によって赴任の条件・待遇 ( 給与、住居費など ) は異なる |
| 仕事に縛られず、自分の時間を しっかり確保したい |
限られた仕事が多い ( 正社員か派遣か、職種は事務系が多い ) | 派遣を雇う会社 事務の仕事が多い会社 |
社員の残業時間数 | やりがいのある仕事を見つけられるか |
| 何よりもお金を稼げるようになりたい | 業界全体で収入が高いのか、 職種によって高いのか | 給与水準の高い業界、または企業 | 業界別、または企業別の初任給の額 年代別の収入 |
労働時間が長い |
| 自分の興味、長けている分野の 専門家になりたい |
まずそれが資格として存在しているのか、その専門分野の職業があるのか | 研究所をもっている企業 その資格を条件とする企業 |
必要な学歴 ( 博士、修士 ) または資格 | 一人前になるまで時間がかかる |
| キャリアアップできる環境にいたい | 平均年齢が低いほど若い社員の活躍が大きい |
ベンチャー企業、新しい業種、業界 | 社員の平均年齢 その企業の成長率 |
労働時間が長い |
| 将来は子供をもっても働き続けたい | 会社での女性の待遇やポジション、どの程度女性の意見が反映されるか | 女性が多い会社、女性関連の商品の会社 ( 女性の意見が反映される ) | 女性社員の比率 育児休暇の期間 既婚者数 |
女性社員の比率には独身女性も多く含まれる |
| 男女関係なくキャリアアップ できる環境にいたい | 会社での女性の待遇やポジション、どの程度女性の意見が反映されるか | 女性関連の商品の会社は、特に女性の意見が求められるため女性マネージャー等が多い | 会社の男女比率 女性役員の数 |
女性の離職率 |
| 語学力を活かして仕事がしたい | その会社で必要とされる能力 | 外資系、海外とやり取りのある会社 | 海外とのやり取りがある会社 海外支店のある会社を選ぶ |
語学力と仕事の能力は別 |
| 早く実力をつけてキャリアアップしたい | 若くても、たくさんの責任のある仕事をこなす必要がある |
ベンチャー企業 ( 若くても仕事の権限が与えられる会社 ) | 社員の平均年齢と役員の年齢構成を調べてみる ( 平均年齢が低いほど若い社員の活躍が大きい ) | 労働時間が長い |
| 社員を大事にする会社で働きたい | 業種の安定性、会社の企業文化 | 良い企業文化をもっている | その会社の社員の定着率、離職率、平均年齢 |
どの条件においても、すべてに共通しているのが 「 自分の成長 」 です。起業したいと思う人なら、自分の知識、経験を高めることが必要ですし、海外で働きたい人なら、今のうちに必要な語学力やスキルを身に付けておかなければなりません。自分を磨けば磨くほど、自分の目標に近づき、働く意味も見えてきます。


