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あゆ美の就職活動レポート
No.1 不安だらけのスタート


『無事内定をもらいました!』

日本の友達からぞくぞくとそんな報告がきた2007年5月。


『次は私の番だ・・・』


その時期に就職活動を強く意識しました。就職活動って何をするのかもよくわかっていなかったけど、売り手市場って言葉はよく聞くし、海外の大学で学んだんだし・・・と、その時の私は根拠のない自信に満ち溢れていました。(日本の大学生より絶対勉強しているし苦労している!!って所からの自信だったのですが、その後本格的に就職活動が始まるにつれて、就職活動に関してのリサーチや、自分を深く掘り下げる作業は日本の学生よりかなり遅れを取っている事に気づき、自信は崩されることになります。)


就活を意識してみたのはいいものの、意識していたのは私の大学では私だけでした。
私は、もともと留学斡旋会社を通して私の大学に来た日本人の第一期生だったので、大学に就職活動を経験した日本人の先輩などもいませんでした。私と同じ時期に卒業する友達が私を含め3人。誰も就職活動に向けて実際に動き出した人は誰もいませんでした。


意識してみたはいいものの、何をすればいいんだろう?


ネットやmixiで就職活動と検索してみて、色々なサイトの記事を読んではみたものの、まだどんな会社があるのかも、エントリーシートってものが何なのかもわかっていなかった私には、読んでも現実味がサッパリわきません。むしろ本当にみんなはそんな事をして、就職先を決めていったのかとまで疑いました。


志望業界。そんな単語もネットで調べているとたくさんでてきました。だけどその頃の私はそもそも、何業界があるの?というレベルでした。留学した当初の夢がホテルで働くか、旅行会社で働く事だったので、なんとなくそういう業界には興味がありました。でも、具体的なホテルの名前も旅行会社もほとんど知らなかったし、他の業界が何をしているのかも知らず、知っている会社といえば、CMでよく見る会社などだけでした。


また大体の企業は4月には選考を終えてしまうという事がわかりました。私は単位の関係で休学することはできません。4月末に春学期を終えて、5月に帰国するという事だけは確実なのですが、5月から選考を受けられる企業なんてあるのだろうか・・・選考が終わってしまっている企業はもう受けられないのだろうか・・・など不安ばかりでてきました。


そんな不安が出てくると、日本の就活のスタイルに腹が立って来たりもしました。


アメリカの就職活動は早い人で4年生の最後の学期から動き出し、卒業後にする人もたくさんいます。なぜなら、企業は常に採用を行っているからです。日本みたいにみんなが一斉に、しかも大学3年生の後期から動き出したりはしません。どうしてみんな一緒の時期に一緒の選考フローをしなきゃいけないの!?大学がある時は学業優先でしょ!?と日本の就活スタイルに腹がたってきたのです。


しかし私が腹をたてても日本の就活が変わるわけでもありません。その決められた就職活動のスタイルの中で海外の大学に通っている私が今しなければ行けない事は何なのか。どういう対策を練ればいいのかというところ考えなければいけなかったのですが、目の前の授業や課題やテストを一つ一つ片付けていくのに精一杯だし、周りで就職活動を始めているという人なんていなかったので、具体的な事を考える前に、就職活動の事は私の心の隅に追いやったまま、日本での夏休みに入ってしまいました。


こんな感じで、私は就職活動に対して意識し始めました。


夏休み。インターンの選考会に行こうと思い、そこが私の中で具体的な就職活動のスタートだったと思います。次回はインターン選考会に行くまで、そして選考会での苦労を書こうと思います。

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