トップ > 社会人の先輩日記 > メジャーリーグ球団で働いています! > No.4 インターンへの応募について
こんにちは。
第4回の今回は、私がインターンを雇う立場になって認識したインターンへ応募する際の大切なポイントを紹介します。
雇われる側から雇う側になった4年目のシーズン
3年間(大学在学中も含め)コロラド・ロッキーズの傘下のマイナーリーグに所属した後、私は、4年目のシーズンを迎える前、以前(2年前)面接をして頂いたこともあるシカゴ・カブスから連絡を頂きました。 内容は前回と同じく、マイナーリーグのストレングス・アンド・コンディショニングを統括する、コーディネーターのポジションが空いたとのことで、今回は、面接らしい面接もなくあっさりと採用が決まりました。
どうやら、その2年間の間にカブス側に自分の情報が伝わったらしく、今回の採用となったようです。カブスとロッキーズの2軍が同じリーグであったり、秋のキャンプで一緒になったりと情報交換の場がいろいろとあったのだと思われます。コーディネーターとして働く立場として大きく変わったことは、1チームだけ(30人)を見ていたのが、7チーム(200以上の選手)を見ることになり、今まで、インターンとして働いていた時は、チームにずっと付き添ってトレーニングなどを行っていましたが、これからは自らがインターンを雇って遠隔操作で7チームを統括することになった訳です。
選考する立場になって分かった“書類選考に通るための大切なポイント”

インターンを雇う上で重要なのが、人選です。 自分もかつて選ばれたように、今度は自分がチームに役に立ちそうなインターンを選びます。
インターンを雇う課程としては、履歴書審査、電話面接、2次電話面接で決まります。お互いのタイミングが合えば、実際に会って面接をしたことも何度かありますが、大抵は電話で行われます。 インターンの数が少なかった1年目は、知り合いを雇うことにしましたが、その後ウェブサイトでインターンの募集を呼びかけたところ、なんと500通ほど履歴書が来て、時間がかかりすぎるので、現在はほとんど公募はかけていません。インターンの数が増えた今でも自分の知り合いに声をかけてもらっています。それと同時に、過去に自分がしたように公募はかけていなくても履歴書を送ってくる人たちもいたので、毎年50通ほどの履歴書がチームに届きます。
インターンの応募をする際にアドバイスをしたいのが、履歴書の簡潔さ。まずは、書類が通らなければ次の段階に進めないので、興味を持たせることだけを簡潔に書いておくことが大事だと思います。 やはり、何十通も履歴書を見る立場として、長々と色々書いてあっても疲れてしまうので、見やすく大事な点だけを書いておけば、書類に関しては問題ないと思います。 その後の電話なり直接会っての面接なりで、興味を引いたことに関して細かく話すのが大切になってくると思います。中には、そのポジションとは全く関係ないことを長々と書いてあり、大事なところのインパンクトが弱くなってしまうような履歴書もあります。
難関な選考には“人脈”が最大の武器になる
もう一つ、狭き門となるインターンになるために大事なことは、リファレンス(人からの推薦)だと思います。私は、仕事上いろいろな街に行っているので、行く先々で、次のシーズンのことを考えて、インターン候補を探すために、学校に行ってみたり、知り合いの知り合いに会ってみたりするようになりました。
きっと私だけでなく、こうしたやり方でインターンを探しているチームも多くあると思うので、そういった意味でもこの業界で働くには、人脈は大事と言えます。 特に野球界だからかもしれませんが、上でも述べたように自分がカブスから雇ってもらうきっかけになったのもこのリファレンスがあったからだと思います。
インターンとして働く側からインターンを雇う側になったわけですが、自分のインターンの経験は雇う側に変わってもかなり役に立ったと思います。AAA(2軍)だけじゃなくて、A(4軍)も見たり、新人の教育リーグに参加したので、各レベルにいる選手の扱い方の違い、それに合わせてどのインターンを配属するかを決めるのに、インターンの時の経験が役立ちました。また、自分がインターンをしていた時に、不便に思ったこと、例えば滞在先やお金のことなどの心配事をなくしてあげるように心がけました。彼らの立場に立って、物事を考えることが出来たのも、インターンの経験があったからだと思います。


